ふしぎの森に住みたい

過去作にとらわれた者の日常地味っ記

できたことに目を向けると聞いて自分を責めていたことに気付く

目標達成できなかったからダメなんだ、ではなく、ここまでできた、という風に見方を変えてみましょう

 

カウンセリング的な用事で先日はじめてお会いした人に言われたことです。

考え方自体は聞き馴染みありますが、誰かから言われてやっと腑に落ちるということもありますよね。

私はこの言葉を聞いて、今までいかに自分を責め続けてきたか痛感しました。

 

元恋人に言われた言葉や行動に傷ついて、そういうことをされた自分に魅力がないのが悪いんだと思ってたけど、

そもそも、自分の肉体がなかったらこの人生を楽しめていないですよね。

 

自分が今もこうして生命活動をしてくれるおかげで何の不安もなく今ソロはま寿司できているし、大好きな職場で、自分を慕ってくれる人と楽しくお話できている。

職場の人には感謝や尊敬の気持ちを持てるのに、最も身近な自分の大切さを忘れていました。

 

理想の目標があったとして、それに至るまでの過程があります。

目標ばかりを見ていると、それを達成できない自分をダメだと思ったり、落ち込んだりします。

でも、自分を否定すると苦しいのは、それが間違ったことだからなんだと今では分かります。

 

私の親はまさに理想の枠組みを押し付ける典型的な例だったのですが、それに従う必要も苦しむ必要も全然なくて、

私に本当の意味で必要だったのは、その過程を苦しみも喜びも楽しんで生きていくこと。周りにあるもの、積み上げてきたものを見ていくこと。

 

理想ばかり見ていると、今周りに存在してくれるものの大切さを見誤ります。

自己否定ばかりしていた子供時代、心に余裕がなくて、他人が何かしてくれないかと飢えていました。

もしくは、真面目に色々頑張って自分に魅力を付け足さなければいけないと、親に言われたことや、やりたくないことをやっていました。

 

もうそんなことしなくていいんだよと思ったら、ちょっとウルッときました。

 

どうせ目標や理想の境地にいずれはたどり着くのだから、だとすれば、私は結構良いかもしれないと思うことからはじめてみようと思います。

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ガリ大好きなのでモリモリ