唐突に始まる夜語りです。子供の頃と比べて、大幅に気が楽になったこと・普段からしている人間関係に対する考え方を3つ選んでみました。多分耳タコで聞いた話かもしれません。
その1・無理に誰かと予定をつくらなくていい
学生時代なんかは、クリスマスとか長期休みなどのイベントで予定がないと疎外感を感じていたものでした。
休日に出かけた先の写真を撮りSNSに載せて予定があることをアピールしたり、誘われると断らなかったり、逆にグループで行動し置いていかれるとそれはそれは苦しく寂しい思いをしていました。
寂しい思いをしないように、寂しい人だと思われないように、予定をつくり、特に波長が合うわけでもない人たちからの反応を心待ちにし、自分の時間は常に他の人からの見え方のために使っているようでした。
ですが、今は自分を無理に偽って疲れるくらいだったら誰かと会わなくてもいいやと思えるようになりました。
よっぽど私がその人を好きで、一緒にいると居心地がいい相手だったら別です。固定の友達はいないですが寂しいとはあまり思わなくなりました。
本気でその人に会いたいと思ったときに会うくらいが私にはちょうどいいみたいです。逆に兄弟仲は深まった気がします、素でいれる相手の大切さに気付いたからですかね。
その2・地味でもいい
人間関係やお金、容姿や恋愛など、他人の言葉に振り回されるときは今まで沢山ありました。
ですが他人の言葉にショックを受けるということは、それをコンプレックスに感じているということ。
もっとお金があれば、もっと美しければ、このままじゃヤバイかもしれない…根底にあるのは『こんな自分じゃダメだ』という自己否定です。
他人の生活と比較して自分を責め続けるのはいつまで経っても苦しい。そこで欲しい欲しいと思っていたこと、何かを求めるのを(心の中で)やめてみました。
よく、潜在意識のまとめで『願いが叶わなかったとしたらどう生きる?』と読んだことがあったので、それの影響が大きいです。
例えば、人付き合いだったら本当に素を見せれる人としか会わないし、気が向かない誘いは断る。自分の時間が取れるし気を使うことのストレスもなくなりました。
私は誰かと会うときに服装を気にしてしまいがちでいくつものコーディネートを持つ派だったのですが(オシャレではない)、意外と周りの人が毎度同じような恰好していることを知ったらどうでもよくなりました。
古着屋に行ったり着回すことを意識した選び方をすることで無駄な出費を抑えられ、地味でも多少マシくらいの見た目でとりあえずいっかと思ったら楽になりました。
人目を気にしない強メンタルを作るよりも手っ取り早い方法じゃないかと思います。
その3・誰かのためにというのをやめた
これもその2と似たようなところがあると思います。
他人からの評価を気にしてしまっていた私は、部活や職場など上下関係がある場所でやってしまいがちだったのですが、年下や後輩を先回りして手助けしようとしていました。そしてそれをやめました。
当時は若気の至りで私が勝手に思い込んでいた節もあるかもしれませんが、一定数、年下が年上に求めているものというのはあると思います。
例えば年上だから奢らなきゃいけない、リーダーシップを取らなきゃいけないというもの。
私の考えすぎもあったと思いますが、自己評価が低い分、年上らしさを見せれなかったときの罪悪感は半端なかったです。
毎度毎度私が頑張らないと!と思うのはプレッシャーでした。
しかしながら、実際その人たちは私が弱い考えになったとき、本当の意味で味方になってくれませんでした。
自分達が後輩だから年下だからと享受するだけで、信頼関係の構築には必ずしも繋がるわけではないみたいです。
また、職場では頼まれていないのに、仕事がいつも遅い人の手伝いをするのをやめました(いつも、というのが重要)。
手伝っても彼らはずっとそのまま変わりません。早く手伝いきてくれないかな、としか思っていないからです。
それに、その人のことを好きならまだしも、好ましくない人のために行動するのってどう考えても消耗するだけだなと気付きました。ただ自分が疲れるだけです。
頼まれていないことを自分で率先して手助けしてそれで愚痴を言うのは違うよな、と思い、誰かのためにやるのではなく『自分がそうしたいからそうする』という考えを基準にしました。
結果、気が向かないことと距離をおくことで精神的な疲弊は少なくなりました。自分がそうしたいことだから、と他人にイラつくこともなくなりました。
話は戻りますが、一方的に自分ばかり奢るというのも極力減らすようにしました。
信頼関係の構築に奢り奢られは関係ないですし、経済的に余裕があるならまだしも、後々後悔するようなお金の使い方は自分をただ虐めているだけでした。相手も気を遣いますしね。まずは自分を大切に。
というわけで、ザックリまとめると『気が向かないことはやらない・やらなくていい』というのが私の最近の心情です。